私の日常は、と言いますと・・・
基本、
朝から晩まで他人のカラダさまの骨を触れ続けている生活をもう20年以上続けています。
そんなことをそれなりに長くやり続けていますと、
最初の頃には感じることもできなかったようなことが、
少しずつ感じとれるようにはなってくるものです。
一般的には、
≪骨なんてただのゴツゴツとした固いもの≫
ぐらいのイメージと思われそうですが、
これが、なかなかどうして
骨という存在も、触れた感触がヒトによって全然違うものでして、
個人差・個体差というのも当然あるのですが、 おおまかに分類できる
【骨の特徴】
みたいなものがあるのです。
とは言え、あくまでわたしの経験則上の主観の世界のハナシであるので正しいとか正解というハナシではなくて、
そんな捉え方もあるのね~・・・ぐらいで読み流していただけると幸いですが、、
結構、多いパターンと言いますか、特徴的な骨の特徴のひとつに
【水属性のカラダ】
というものがあります。
これもうそのまんまなのですが、
水の中にいた特徴のまま地上にいるような存在。
要は、お魚ちゃんのような身体感覚の持ち主。
【水属性のカラダ】の特徴としては、
・手首や足首の関節が柔らかい(稼働域が広い)
・水に触れていないとダメ。もしくは、海や川など水場の近くに住みたがる
・地上の動き・運動が苦手(ランニングなどすると、かえって調子悪くなる)
ざっくり言うと、こんなところですが
もうひとつ特徴的だと感じる【水属性のカラダ】の特徴が、
≪音に触れていないとダメ≫
というもの。
心地よいと感じる音や、音楽に触れていないとダメな存在。
これは恐らく、
一時期、演奏家の方のカラダを触れる機会が多かった時期に感じたことなのだが、
音楽関係と言いますか、演奏家・音楽家の方にこの
【水属性のカラダ】の持ち主が多かった経験があるのです。
【水属性のカラダ】のイメージって、
わかりやすく言ってしまえば、宮崎駿監督作品のポニョそのもの。
お魚のポニョが、人間のそうすけと仲良くなるために地上に出てきて足を生やしたようなもの。
おそらく、宮崎監督も
この【水属性のカラダ】のことを描きたかったのではないだろうか(笑)
で、
とにかく【水属性のカラダ】の持ち主の方には、
それこそもう地上にいる、
ただそれだけでもう結構大変なことをしているという自覚を持ってくださいねと、お伝えします。
そして、湯船に浸かるにしろ水泳やサーフィンやダイビングでも、
とにかく水に触れるスポーツ・運動をお勧めします。
(とは言え、大半の水属性の方は幼少期から水泳などをしていた方が多いですが・・・)
住むエリアなんかも、もちろん海辺や川のあるところが最適ではあるのですが、
なかなかそう簡単には、引っ越しというわけにもいかないでしょうから、
お休みの日などに、海や川などの水場にお出かけすることをお勧めしたりします。
そして、
【水属性のカラダ】の最大の特徴が
≪カラダの感度・感覚が敏感≫
という点でしょう。
恐らくこのあたりが、【水属性のカラダ】の方が演奏家・音楽家になる所以なのでしょうが、
とても身体感度・感覚が敏感で繊細なので、
その感度をコントロールできないとそれは本当にしんどい思いをすることも多いと思われます。
感度・感覚が敏感だからと言って、いいことづくめ というわけではないのです。
その感度・感覚をコントロールできなければ、それは不都合でしかないということ。
水は、外側からの影響を受けやすのも特徴であるように、
どれだけその感度・感覚をコントロール力を磨いていくのもポイント。
もちろん、ヒトの骨の特徴を
他人が勝手に型にはめて分類することが目的になってしまうと、それこそ本末転倒なので、
だれかれ構わず骨に触れて選別することが大事ではないのですが、
ヒトによって、骨によって、 それぞれタイプが違うのだなと、
そんな風に感じていただけると、
骨の世界が、けっこう面白い存在になってくるものですよ。
【カラダは、最高のエンターテインメント】
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