骨に触れてわかること

筋肉にアプローチすることを手離して、

それまでほとんど意識することの無かった
『骨』という存在に触れるようになり10年近く経つのであろうか、、、

流石に、朝から晩までの
1日の大半をヒトの骨に触れていますと、
そのヒトの骨ごとに、いろいろと違いや特徴なんかがわかってくるものです。

本当のところを言ってしまうと、

触れずに見ただけで、なんでもピタリとお見通しな上にすべてを言い当てれるようになっている予定で経験を積んできたつもりなのですが、

20年経っても、相変わらず触れないとわかりません。

ただ、

かなりの情報は『骨』から読み取りが可能です。

まあ、逆を言ってしまえば

そもそも、
その身体がこれまでにどんな刺激を受けて、どんな経験をしてきて、どのように動かされてきたかが、今のその『骨』の在り方そのものなわけだから、当然と言えば当然な話だ。

細かいことは、当然 個人差 個体差なわけなので、ヒトそれぞれなのですが、
まずは大まかなところから紹介すると、

・骨の強さは親に似る

ありがたいことに、セッションを受けられたご本人が親御さんやお子さんをお連れ頂く機会に恵まれたこともあり、
血縁関係のある『骨』を触れることが多いのだが、とにかく『骨』は親に似る。

特に、
父親→娘
母親→息子

のパターンが多い。

もう少し枠を広げると、

祖母→父親→娘
祖父→母親→息子

みたいな感じ。螺旋ですな螺旋。

身体のフレームである『骨』の基本設計は
血縁関係。まさに血は争えない。

そして、当然骨格が似るということは、
身体の性格も似るということ。

超絶、骨太で頑丈な父上を持つレディーがいたとしたら、か弱い女を演じることは諦めた方がよいかもだ。

・水属性の骨格

これは私が勝手に命名したものなのだが、
一定数いるのです【水属性】の骨格の持ち主が。

ちなみに【水属性】とは、その名の通り
水に触れていないとダメなタイプで、
逆に地上・陸上での運動や活動は好まない。

骨の特徴としては、
足首の骨に独特の柔軟性があり、踵の骨が小降り。
あとは骨盤の骨である腸骨の薄さ(とはいえ弱いという訳ではない)が特徴だ。

だいたい私が勝手に【水属性】と感じた方は、水泳の経験があったり入浴が好きだったりするのだが、
これも逆を言えば、【水属性】の骨格の方が不調を感じている時は、大抵の場合
水から離れてしまっている時なのだ。

まあ、
あくまで私の主観でしかない世界の話なのですが、
それぐらい実は『骨』にもいろいろあるんだなと、

少しでもご自身の『骨』に興味を持っていただけると

骨推しの私としたら嬉しいものです。









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