恥ずかしながら、学生時代は学業の方はからきしで、
ほとんどの授業科目に興味を持つことができなかった。
その筆頭にあったのが、数学。
とくに中学・高校時代に非常にお世話になった恩師が数学の先生で、
その先生が当初非常に苦手だったこともあり、数学というものへの抵抗感は人一倍強かったものだ。
ただ、
身体に関わる仕事をし始め、骨という存在に興味を持ち、意識するようになってから
数学というものに対しての意識が変わってきた。
所謂、【キレイな動き】や【重いパンチ】などと表現される動きというものを、
【骨の動き】や【骨の位置】で捉えてみると、
その動きはどれも、
自分自身の骨が、ある一直線上に存在していたり、
ある骨のポイントとポイントの角度が、きちんとした角度の動きであったりするのだ。
今、スポーツの世界や映画やエンタメの世界でも、
モーションキャプチャーなどで人間の動きを測定・計測するようになっているが、
動ける動きというものには、それこそ数学の方程式みたいなものが存在しているのです。
そして、
それを自分自身で認識するために必要な感覚のひとつが、
自分の骨の位置感覚を認識する【骨感覚】というものなのです。
そして何も、
≪正しい位置≫
みたいなものが身体の内側に存在しているわけではないのです。
在るのは、自由にコントロールできる自分の骨であり
その自分の骨を、どの位置にどの向きにどのような順番で配列するか、
そんな数学の公式みたいなものが在る世界なのです。
まる・さんかく・しかく
骨を意識して、骨の点(ポイント)を感じ、
その点と点を自分自身で感じて調整することが
身体コントロール。
そのためには、自分の骨をより正確に認識するとことが必要不可欠。
それを行なっていくのが身体調律スタジオUで行うセッションなのです。
数字は、嘘をつかない。
骨は、嘘をつかない。
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