痛みは いります。

初対面の方にお会いした際に自己紹介をする時はとりあえず、

『身体関係の仕事をしています』

と答えます。

そうすると大抵の場合、

『どんなことをするのですか?』

と、尋ねられる。

そう聞かれてしまうと、伝わりにくいのは承知の上なのですが

『骨に触れていきます』

と、答えます。

そう答えたところで、相手の方が少々困惑するのもわかるのですが

実際やっていることがそうなので、そう答えるしかない。

そうすると、次に聞かれることというのが

『痛いですか?』  

と聞かれる。

そう聞かれてしまうと、やや返答に困るのですが

YESかNOかと言われれば、答えはYES。 痛いです、となります。

そう答えてしまうと、どうしても皆さんの脳内には

足つぼマッサージ等で激痛で悶絶するシーンを想像してしまいますが、

さすがにそうではないのです。

身体調律セッションの基本は、【骨道(コツドウ】を基本理念に行っています。

【骨道(コツドウ】とは、その名の通り骨の道。

骨の道とは、重さの通り道であり自分の重さの通り道。

骨というものは、

普段は目には見えておりませんが、どんな方の身体の内側にも骨は当然存在し、

そして、その自分自身の重さを地面に伝え流すお役目をしています。

骨という存在は、重さが入って始めて発動するものなのです。

しかし、

現代の方々は、圧倒的に座っている状態が長くなります。

座っている状態とは、観方を変えて表現すると


【自分の重さが、自分の足の骨に伝わっていない状態】


と言えます。

結果、座っている状態とは、足の骨でなくて傾き崩れた自分の骨盤の骨に重さが伝わってしまっている状態なのです。

その状態(自分の足の骨に重さが伝わっていない状態)が長期間に渡り続きますと、

足の骨の感覚が消失してしまいます。


ちなみに、シンプルですが非常に大事なことなのですが、

【身体の動きとは、骨の動き】



なのです。

動作も姿勢も、それは言い換えればすべて骨の動きであり、骨のポジションとなります。

その状態、つまりは骨の感覚が消失してしまった状態の具体的な弊害が、

自分の重さを、筋肉で支えてしまうところにあります。

骨が無いのだから、そうすると当然自分の重さを支えて伝える存在が消えてしまうので、

筋肉が骨の代わりをせざるを得なくなる。

その状態が、皆さんがよく実感する


【力が抜けない】

もしくは、

【緊張が抜けない】

という状態となるのです。

その状態から、本来の骨で支え骨から動く感覚を取り戻すのが身体調律セッションであり、
そのために、感覚が消失している箇所の骨にこちらの重さを伝えていきます。

この際、

どうも受けている方は痛いと感じるそうです。

ですが、

この痛みの刺激が、とても大切なのです。

骨を通して、身体感覚を活性化するための痛み。

この痛みの感覚こそが、自分自身の骨の感覚を再び脳に認識させる刺激となるのです。

だからこそ、痛みは必要な刺激となるのです。

もちろんこんなことを、文章だけで伝わるどころか
かえって混乱するだけかなぁとは思います。
(なぜなら、まだまだ私の表現力不足なので・・・)

ただ、これだけは頭の片隅に記憶しておいてほしいのです。

痛みにも、2種類あるということを。

ひとつが、ヒトを不安にさせて気力を削ぎ動かさなくさせるタイプの痛みと、

もうひとつが、痛みの刺激で脳が活性化し、動き出そうと意識が変わるタイプの痛みがあるのものなのです。

※身体調律セッションを実際に受けてみたい・体感してみたいという方は、

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