健康が一番強い。

昨日は、第2・第4火曜日に行っています『AIKIサイズ』の日。

『AIKIサイズ』では、ガチガチの合氣道の稽古をするというよりは、
いくつかの技の動きの中で、自分の動きを確認し修正しながら、
自分の身体と向き合うことを目的にしてます。

自分の姿勢や身体の力みなどは、なかなか自分ひとりでは認識しにくいものです。

そんな今の自分の状態を、合氣道の技の動きを通じて観察する。

各関節の回転の動きや、自分の身体を目一杯伸ばす動きをするには
合氣道の動きは理想的なフォーマットなのです。

でも、

『AIKIサイズ』の中で私が伝えている内容は、ほぼほぼ私の合氣道の師範からの教え。

参加してくれているメンバーのひとりに、ちょうど大学の合氣道部時代の後輩もいるので
よけいに師範の話がよくでてくるのですが、

大学の部活時代の時から、師範はもう

『合氣道は、相手を倒すものではなくて自分を健康にするものだ』

と、何度も口にされていた。

そして、

『健康が一番強い』

このコトバも、ことあるごとに私たちに伝えてくださっていた。

元気モリモリの、学生時代にはあまりピンとこなかったそのコトバが、

40歳後半の身になってくると、そのコトバの真意を痛感する。

『普通にしていたら、重力に負けるぞ!だから目一杯 自分を伸ばすんだ』と。

今さらながら、何もわからない時期に
本当に大切なことを伝えていただけていたのだなと実感する。

『健康が一番強い』

本当に、その通りです。
そして、健康とは動ける身体でありぐっすり眠れる身体。

そのことを、今朝の目覚めの心地よさが教えてくれました。

そして、

美味しくお酒を呑むコツは、目一杯身体を動かすことは今も昔も変わらない。

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