日頃からこう、
バカのひとつ憶えのように骨、骨とは言ってはおりますが
けっして筋肉という存在を軽視しているわけではありません。
カラダの仕事をし始めて最初の10年ぐらいは、
それこそ筋肉さえ緩めれば、すべてのカラダの問題は改善できると
妄信的に信じて施術していたぐらいですから。
その時期は、骨なんて
それこそ【ただの骨】としか認識していませんでしたからね。
でも、
その極端に骨の存在を無視して、筋肉だけにアプローチした偏った経験があったからこそ
今こうして、骨の存在を誰よりも感じれるようになったのだと思います。
それと同じ図式で、
いい経験だけでは、何事も成立しないものです。
痛い目や、辛く絶望的な経験も同居してこそ成り立つもの。
陰陽は、カラダの外側にも
そして内側にも存在します。
【陽の存在が筋肉】
であるならば、
【陰の存在は骨】
骨は、筋肉という存在が無ければ動くことはできない。
筋肉もまた、骨という存在が無いと休むことはできない。
カラダの世界観で大切なのは、骨と筋肉のバランスではなくて調和。
【骨と筋肉の調和】
なのです。
現代の皆さんは、いつからか筋肉の方ばかりに意識が傾いてしまってる。
その筋肉優位の意識で、左右のバランスなど合わせたところで何も変わらない。
右と左を比べたところで、それはおんなじ自分のカラダ。
まずはただ、間違いなく存在している自分の内側の骨を意識してみてほしい。
あ~在るなぁ・・・
ただそれだけでいいの。
骨への意識のはじめの一歩は、そんなところからです。
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