身体の世界において、ぜひとも今後の人生のために知っておいてほしいシステムのひとつに、
【“首”と名のつくところは、エネルギーの出入り口】
というシステムがある。
代表的な箇所と言えば、
それは当然 アタマ・頭蓋骨の下にある“首”で、
出入りするエネルギーと言えば、呼吸であり空気。
呼吸とは、
灰の中に在る古い空気というエネルギーを排出して、体外にある新しい空気というエネルギーを取り込む。
というメカニズム。
一方通行ではないので、出入り口。
出口だけでもなく、入り口だけでもない。
だから、出入り口。
(ちなみにわたし、この僅かな違いについて高校生時代に恩師よりこっぴどくお説教を受けた経験あり)
当然、
【“首”と名のつくところ】
ということなので、足首でもこのシステムの図式は同じとなる。
ちなみに、足首の場合は
自分の重さ(体重)というエネルギーを地面・大地に伝え、そしてその反動してくるエネルギーを取り込む。
という、システムとなります。
そして、肝心の手首ですが、
手首という出入り口を通るエネルギーには、大きく分けて2つあるのですが
ひとつは【感情】というエネルギー。
(これについては、また別の機会に記します)
もうひとつが、【呼吸】となるのです。
正確に表現すると、【空気の出入り量のコントロール】をするのが手首となるのです。
呼吸と手首
これだけ聞くと、なんのこっちゃい?と感じると思いますが、
実はこの【手首による呼吸のコントロール】のメカニズムの真髄というものを、昨日の休みの日に偶然立ち寄った、近所の飲食店で目の当たりにしたのです。
それがこの、≪お醤油さし≫
呼吸の真髄=≪お醤油さし≫
若干みなさん、こいつは気がふれたとお思いでしょうがまあ聞いてくださいよ。
ちなみにみなさん、≪お醤油さし≫はご存じでしょうか?
最近、適当な居酒屋さんなどでよくみかけるプラスチックのボトルタイプのものではなくて、所謂、昔ながらのクラシックタイプのガラスの瓶のアレです。
その≪お醤油さし≫から、お醤油を出す時、
必ず片一方の口を指で塞いでお醤油の出る量をコントロールしながら出しますよね?
それです。
それが実は、
【手首による呼吸のコントロール】のメカニズムの真髄なのです。
あの≪お醤油さし≫というのも、口はひとつではない。
口は2つ在るのです。
2つ在るからこそ、片一方のコントロールにより、もう一方の出す量をコントロールできる。
単純明快な、当たり前すぎるこのメカニズムこそが、
呼吸という生命に直結する呼吸のコントロールのメカニズムそのものなのです。
ヒトも、口はひとつではない。
もうひとつ、手首という空間・スペースが在るからこそ成立するものなのです。
そして、この手首と言われている箇所の具体的な骨が、
【手根骨】
という、存在となるのです。
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