『不可解な火傷』

昨日、身体調律セッションにお越しの女性Uさまのおはなし。

このところ、家でも職場でも安心感を感じることができない日々を送っており、ご自身でも心身共によろしくないなぁ、と感じていた矢先、職場で何気なく備え付けの給茶機でお湯を飲もうとコップに注ごうとした際に、うっかり左手親指にお湯がかかってしまった。

給茶機のお湯なので、それほど温度は高くないはずなのに、

なぜかUさまが感じる火傷の痛みが思った以上にひどく、これはもう今の自分は相当ダメな状態なのかもしれないと感じ、セッション依頼の連絡をしたという流れだったそう。

さっそくUさまの骨に触れていく。

これは、一般的には変な表現になってしまうかもしれませんが、

とにかく足の骨も冷たい。まさに、内側から冷えている感触。

わたし自身、こうして朝から晩まで飽きもせずヒトの骨に触れておりますと、骨ってやつもいろいろな情報をこちらに教えてくれるものなのです。

そして火傷をしたという左手の骨にも触れる。

それはもう、まさに芯から冷え切っている状態でした。

そこでわたし自身、Uさまの火傷の痛みのひどさ感のハナシに納得する。

通常、火傷のダメージがひどい状況というのは温度の高いものに誤って触れてしまった場合に生じるものです。

沸騰したお湯であったり、キャンプなどでは燃えている炭などがそれにあたります。

当然、そこで問題になるのはその温度差。

火傷の原因となる熱源の温度が高ければ高いほど、触れた皮膚の表面温度との差が大きくなるので、当然火傷の被害も大きくなる。

ただ、今回のUさまがうっかりかかってしまった給茶機のお湯の温度は別に沸騰しているような温度ではなかったのですが、

肝心のUさま本人が冷え切っていれば、その温度差は大きくなり、その結果Uさまご自身が感じた火傷の痛み感は強くなったのでしょう。

実際セッションをしながらこの図式のハナシをしてみると、

まさにUさま自身、最近職場で本当にショックを受けた出来事があったとのこと。

それは、同僚の人にまったく身に覚えのない内容の事を上司に告げ口をされてしまい本当に傷ついたという出来事があったばかりだったそうなのだ。

それは正に、『濡れ衣を着させられる』とはよく言ったもの。

本来、自分の身を温めて護る存在のはずの衣服が濡れてしまえば、それは逆に、自分自身の熱エネルギーを奪うことになってしまう。

冷えの正体とは、

【熱エネルギーが奪われている】

ということなのです。

そして、身体にもっともダメージを与える【冷え】とは、

実は部屋が寒いや外気温が低いなどの物理的な【冷え】ではなくて、

【誰かに冷たく接せられる】

という精神的な【冷え】が、もっとも熱エネルギーを奪われることになるのです。

今回は、そんなにも自分自身が冷えていたという状態を気づかせてくれるために、身体も火傷という現象を引き起こしてUさまご自身に気づかせてあげたのでしょう。

ちなみに最大の【冷え】の原因となる図式とは、

自分が自分に対して、無自覚に冷たく接している≫

まさにこれなのです。

ぜひ皆さん、この図式を憶えておいてください。

~身体は調律してはじめて成り立つ〜

骨に直接アプローチして身体の内側に空間を取り戻し、呼吸ができる身体、睡眠でしっかり回復する身体になる。

それが≪身体調律≫セッション。

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身体調律スタジオU

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