身体はマシンではない・・・、けど。

身体調律スタジオUには、

有難いことに、日々個性豊かなクライアントさんがお越しいただいているわけですが、

それこそ十人十色。身体の感触も違えば、その方の趣味ひとつとってもさまざまです。

やはりバレエダンサーのクライアントさんや演奏家の方など、
常日頃から身体を動かし活用している方との身体感覚話は盛り上がるものではありますが、

ある特定の趣味をお持ちの方々とは、妙に身体感覚話が盛り上がるのです。


その特定の趣味とは、

ずばり【モータースポーツ】


要は、クルマやバイクなどの乗り物系にドはまりしている方々なのだ。

クルマやバイクの運転なんて、たいして自分の身体を動かさないのでは・・・?
と、思われるかもしれませんが、案外そうではなくて、

そういう方々は皆一様に我が愛車の状態を逐一整備し、
そして常にその走行性能を向上させるべくお金と愛情と時間を注いでチューンアップをし続けている。

そして、こういう方々は当たり前ですが

≪ドライバーである自分≫という存在と、

≪クルマやバイクというマシン≫という存在を

きちんと別の存在として認識できている。


この感覚がある方の方が実は、

≪身体と自分≫

というものを、同じように別の存在として認識する理解が早いものなのだ。



日頃よく運動やトレーニングをしている方でも、

自分自身と身体との関係性を正しく認識できている方は案外多くない。

そういう方の特徴は、

膝が痛ければ膝が悪いと言いますし、

腰が痛ければ腰が悪いと言います。

そのコトバの奥には、

『自分は何も悪くないのに、身体の方に何か問題がある』

という意識がある。

何なら頭痛で頭が痛いなら「では、アナタは頭が悪いんですね」と言いたくなるのだが、
そこは一応客商売なのでそれは口にはしませんが・・・

とにかく身体という存在は、良くも悪くもすべて自分自身がコントロールしたようにしかならないもの。

『昨日のゴルフの練習のし過ぎで、肩周りがガチガチです』

や、

『先週、走り過ぎたので足がパンパンに張ってます』

などよく耳にしますが、どう動かしたかばかりに意識が向きがちですが、

【そもそも、どういう身体の状態で動き始めたのか?】

というところには皆、無関心だ。


それは【モータースポーツ】で言えば、

【どういうセッティングにしてクルマをスタートさせたか?】

が、レースの結果に大きく関わってくるのと同じ。

どういうコンディションで運動をし始めたのかを把握しておくことが重要であり、


それが基本中の基本の【立つ姿勢】となるのだ。



身体とは、

自分自身が乗り込み、人生という名の道を乗りこなす生体マシン。

そのマシンのスペックを知り、チューンアップをして、
そして何度も何度も操縦技術を練習し身につけて、そのスペックを最大限引き出す。

それが身体を知り、身体を乗りこなすということ。

『身体はマシンではない!!』

みたいなセリフは昔からよくありますが、

案外、マシンぐらいに身体という存在をドライに捉えてみる方が本質が見えてくるものです。


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