2023.10.16 04:14

寝違えとは、何が違っていたのですか？

「寝違え」とは・・・、

睡眠中に無理な姿勢を取ったり、無理な首の動かし方をすることで首の筋肉に負担がかかり、筋違えを起こして筋肉痛に似た痛みが生じる症状のことである。一種の結合織炎と考えられている。

「引用元：ウィキペディア」

だそうですが、

そもそも「寝違え」って、一体何が違っていたのでしょうね？

もうちょっと言えば、

誰が違っていたのでしょうかね？

どうも大半の「寝違え」経験者及び、今まさに「寝違え」真っ最中の方は、

寝ている間に変な姿勢（いつもとは違う姿勢や寝相）で寝てしまった為に痛めてしまった

と、いうような認識を持たれる方が多い。

その捉え方にはどこか、ご自身とは関係ない範囲で、何かしらの違いが生じたために起きてしまったというニュアンスがあります。

そういう方に限って、なぜだか急にマットレスやマクラなどの寝具にその原因を探る傾向が多いものです。

ですが、

寝ている間に　≪変な姿勢≫　に勝手になることはありません。

仮に≪変な姿勢≫になったとしても、それを変ではない姿勢に戻すのが身体本来の反応。

つまり「寝違え」とは、寝始めてからの問題ではなくて、

もう寝る前の段階からすでに、自分自身の身体の状態は思ってたのと違っていたのです。

実際の今の自分の身体の状態と、把握している自分の身体の状態がそもそも違っていたのです。

つまり「寝違え」とは、

寝た後に、何かが違って起きるものではなくて

そもそも認識が違っていた人が、それに気がつかずに毎晩寝ていただけのこと。

それはまるで、止まっていた時が動き出すようなもの。

どこか別のところにいってしまっていた意識が、ようやく自分の身体に戻ったサイン。

なので、炎症だの捻挫だのという幻想に惑わされないでください。

やっと正気に戻れて、望んでいたはずの

【今の自分と向き合う】

ということが、実現できているのだから。