いきなり結論から言ってしまうのも何ですが、
当然、人間の脳は筋肉組織ではありませんので脳が筋肉痛になることはありません。
ですが、
なぜ今回こんなわけのわからないタイトル『脳からの筋肉痛』なんてものにしたのかというと、
ここ最近の身体調律セッションで、おもしろい身体の発見があったからなのです。
もう15年以上のお付き合いになります男性のクライアントさんのT様。
T様のお仕事は【脚本家】。
主にテレビドラマのシナリオ執筆を行っていらっしゃるのです。
当然、〆切間近の時期や複数の作品が重なったりする時は、
筋肉のこわばりも、身体全体の疲労度合いも増す。
なのでこうして定期的に身体調律に長年いらしていただいているわけなのですが、
先日のセッションの際、いつものようにカラダに触れてみるとなんだかいつもの感触と違う。
と言うよりも、いつもとは違う部分の筋肉に緊張が感じられるのだ。
こちとら15年以上、毎週毎週T様のカラダに触れているわけなので、
今回のカラダの緊張状態の違いにむしろ興味深々となる。
たしかにこれまでも、
レギュラーで行っているテレビシリーズとは別の新しい作品などを手掛ける時などは
それなりにいつもと違うこわばりがあったりしたものなのですが、
今回の感じはそれともまた違う感触を憶えたのだ。
はて、今どんな作品を手掛けている最中なのですか?
と、改めてT様に訊ねてみると
どうも、今取り組み始めた作品というのがテレビや映画などの映像媒体の作品ではなくて、
本当に久しぶりに舞台の脚本を手掛けているとのこと。
T様曰く、
アタマの中でその作品の世界観をイメージする際、
テレビや映画の映像ものと舞台ものとでは、時間軸の設定が変わるのでいつもとは違うイメージの仕方になりそれでかなり疲れている。
とのこと。
実はこの図式と似たようなハナシで、
今度はこれまた別の映像作家のクライアントさんS氏のハナシなのだが、
そのS氏、いつもは映像作品を仕上げる編集作業でカラダはガチガチになるのですが、
ある時、いつもとは違うカラダのかたさを感じた時というのが、
映像編集作業時ではなくて、映像制作用のテキスト本執筆作業の時だったのだ。
テレビドラマのシナリオ執筆であろうが、舞台の脚本執筆であろうが、
映像編集作業であろうが、私に言わせればそれ全部PCに向かっている姿勢は同じじゃん!!
と、思っていたのでその作業内容に限らず、じっと座り続けている身体への負担の反応は同じだと思っていたのですが、
どうもそうではないようで、
仮に同じ姿勢で同じようにPC画面の前に座って作業していたとしても、
その作業をしながら、どのように脳を活用するかでカラダへの反応に違いがあることに驚いた。
≪動いていない状態でも、脳の使い方によってカラダの反応が変わる≫
ふむふむ、実に興味深い。
今後細かくパターンを掴んでいきたいと感じました。
これだから、この仕事はやめられないのですよ。
※身体調律セッションを実際に受けてみたい・体感してみたいという方は、
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