身体調律セッションでは、
クライアントさんがどのような状態であったとしても、基本的には全身に触れていきます。
(※6回シリーズの集中セッションの場合は除く)
とは言え、私はひとり。
身体の手足パーツは、左右と対で2つある。
なのでどうしても、脚にしろ腕にしろ右か左かどちらかから先に始めることになる。
そうすると大半の方が、ご自身の右と左を比べてしまう。
『今日は、右脚の方が左脚よりかたいですね』みたいな感じで。
その捉え方の根本には、
【自分の身体の右と左が、限りなく同じ様な状態であることが良い状態である】
という概念からきているのだと思う。
が、ある意味この捉え方は ≪間違っている≫ というよりかはむしろ、
あまり自分自身の身体感覚を成長させることができる捉え方ではない。
正直、もったいない身体への捉え方である。
右脚と左脚にしろ、右腕と左腕でもそうなのだが
そもそもまったく別の存在なのだ。
それは自己啓発系の世界でもよく言われているような
『自分と他人を比較してはいけない』
というのと同じようなこと。
自分の右脚と左脚とを比べても意味がない。
右脚には右脚のお役目・仕事があり、左脚もまた同じ。
違うものを、同じものと錯覚して比較しても意味が無い。
ましてや、優越を決めるようにすることなどもってのほか。
昔、私の合氣道の師から教わったことで、
【右(ミギ)のミは水のミ。左(ヒダリ)のヒは火のヒである】
という捉え方があるのだが、
身体の左と右は、それこそ【火と水】ほど違うものということでもあり、
その【火と水】という左右それぞれを合わせて連動させるというのが美しい動きになり、
より変化・成長していく身体になっていくのだと思うのです。
もちろん、右側と左側というそれぞれ違う存在を
同じ感覚レベルで操作、コントロールできるようになることは目指して欲しいことのひとつ。
そして、
そのために必要なのが、自分の身体の左側にも右側にも
同じように意識を向けることができる身体感覚であり骨感覚となるのです。
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