今日から9月になりましたが、
多少早朝や夜の暑さ度合いは峠を越えた感じはありますが、まだまだ残暑は続きそうです。
しかも、
どう考えても1年後には今年と同じか、順調にいけば今年以上の不快で異常な夏がまたやってくるのだから、今からもう来夏に向けて体力を身につけておくのは急務となる。
しかし、
この夏の間、セッションにお越しいただいているカラダさまを触っていて
ほぼ皆さんの身体の感触に、何とも言えない違和感を感じ続けていた。
当然、この暑さ。そしてクーラー無しではとてもじゃあないが生活できない日々。
その上、今年はそれが長期間に渡って続いているわけだから身体が不調になるのも当然と言えば当然なのだが、
とは言え、触れた感触のその奇妙さがどうにもこうにもしっくりこない日々が続いていた。
そんなある日のこと。
セッションの合間の空き時間に、ネットでとある調べ物をしていた。
ま、それが『江戸時代の拷問について』だったのですが、
なんでそんなものをリサーチしてんだよ!という話はさておき、
その中に実に興味深いものを発見した。
それが、
『塩抜き』
と呼ばれるもの。
江戸時代の拷問 『塩抜きの刑』とは・・・?
実はその昔、江戸時代のや戦後のシベリアでは拷問の一種として、塩抜きの刑というのがあったそうなのだ。
これは食事から一切の塩分を抜くといういたってシンプルな方法。
だが恐ろしいのはこの『塩抜きの刑』
その刑に処された人は一気に元氣がなくなりバタバタと倒れていき、そのあまりの辛さでほとんどの人が罪を自白したという話。
ざっくりと調べてみると、
塩抜き3~4日目:食欲の低下、冷や汗が出てくる
塩抜き5~7日目:全身の倦怠感が自覚される
塩抜き8~9日目:筋肉の痙攣が止まらず、動くことさえ困難になる
これを読んだ時に、なんだか妙に腑に落ちてしまったのです。
あぁ、この夏の皆さんの身体に触れて感じた違和感の正体は、
この『塩抜き』が原因かもしれない、と。
言ってしまえば、『低ナトリウム症』。
もちろん、リアルに会社やご家庭で『塩抜きの刑』の真っ最中です、という方などいるわけがないですが、
この夏、7月中頃から始まった連日の猛暑。
熱中症に気をつけましょうと、毎日バカのひとつ憶えのように言われて、
みなさん水分を摂取し、極力クーラーや冷却アイテムを利用していたと思います。
だが、毎日のその汗と共に失われているナトリウムが
気がつけば『セルフ塩抜きの刑』状態になっていたのではないか?
あの身体に触れた感触の独特の妙な感覚は、身体の『塩抜き状態』
つまりは『低ナトリウム症』の身体の状態だったのではと思ってしまう。
もし、この駄文を読んで少しでも思い当たる節がある方、
ぜひ良質な塩を、ぜひ直に舐めてみてほしい。
めちゃくちゃ美味しく感じるから。
実際、自分でも今試してみているのですが
塩、超絶カラダが欲していたのを感じます、(あくまで私の主観ですが・・・)
いろいろリサーチしていたら、良質なお塩についてとてもよくまとめられたサイトもみつけたので参考までにリンク張っておきます。
【体にいい塩7選】
https://kugizukefood.com/solt-erabikata/
『塩抜きの刑』恐るべし。
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