股関節を変えたいなら、まず足指から。

昨日の火曜日は、AIKIサイズの日。
(毎月第2第4火曜19:10~21:00で開催中。お申込みはコチラから)

最初は、いつもの通りに準備体操から始めたのだが
先週の開脚についての投稿もあり、その日に参加してくださっていた男性2人の方も
開脚に興味ありといいますか、お2人ともご自身の股関節の固さに悩んでいた。

試しに、開脚をやってみせてもらうと

典型的な【開脚できない族】のお姿。

※【開脚できない族】については、以前の五反田整体院時代に開脚についての動画を作成したので相当お暇な方はぜひご覧ください!!
『なぜ開脚ができないかを知る(後編)』


開脚がどうすればできるようになるかの解説は今回は省きますが、
まずおさえておいて欲しいカラダの事実が、

できるようになるには、何事も段階を踏んでいかなければならない

という点。

例えて言うならば、自動車免許の教習所と同じ。

いきなりクルマを意のままに、運転はできない。
教習にも段階があり、それこそ学科も実技も両方大事。

あっという間に開脚ができるようになります!的にうたっているノウハウというものは、

結局のところ、あと1歩のプロセスでできるようになる段階まできている人のみに適応されるノウハウであって、

その段階の、はるか手前にいる人たちにとってはそのノウハウは何の役にも立たないどころか、むしろ自分自身が開脚ができない骨格の持ち主だという間違った先入観を植え付けられてしまうものだ。

ハナシを戻して、その2人。

2人とも股関節がどうこうの前に、足指と足首の固さがすごいのだ。

その足指状態と足首の状態では、

股関節が動くどころか、むしろ自分の足指と足首が
自分の股関節の動きにブレーキをかけ続けている状態だ。

そうなると、

まずすべきことは、

何かを足すのではなくて、余計なブレーキを解除すること。

それぐらい、指の骨という存在は1本1本それぞれが個別に稼働しないと
股関節そのものが機能しないもの。

そして、

足首と股関節は連動している

これが脚のルール。

まず第一段階で身につけるべきことは、足指と足首のブロックを外すこと。

そして、その方法は

古来より先人が行ってきている座法にある。

それが、最初の写真に載せました

【跪坐(キザ)】

という座り方。

正座のように見えますが、

所謂、足指を立てて
そして自分の踵の骨の上に自分の坐骨を乗せて座るやり方です。

足指が硬くて、足首も硬い方が行うと
最初は痛くてできないとは思いますが、
気にせず続けてください。

当然、毎日です。

短い時間でもいいので、必ず毎日です。
なんなら、自宅でスマホをいじる時は必ず跪坐でいじってください。

そんなことできるわけない


と思った方、


それ、股関節以上に思考パターンが固まっていますよ。


『股関節を変えたいなら、まず足指から』

そして、

『ありえないと思っていることを、毎日やり続ける』

残念ながら、これがルールであり、
ここから始めるしかないのです。

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