本日ラストのセッションは、
ひょんな流れからのグループセッションに。
元々は、18時台と19時台のお二人の方のカラダさまだったのですが、
18時台の方がお仕事で遅れるとのこと。
でも、
実はそもそも、その後の19時台の方というのが18時台の方の同僚の方であり、その方のご紹介で最近スタジオUに登場した方。
しかも、その日はお二人で同じ案件で一緒に仕事をしていたという事もあり、
そんな流れからお二人同じ空間でやりましょうという事でのグループセッションとなりました。
で、
よく
『グループセッションは、どんな事をするのですか?』
と聞かれるのですが、
なんかもっともらしいビジネストークを展開したいところではあるのですが、
実際のところ、何かグループセッションだからと言って特別な事はしません。
通常の、1on1のセッションと同じです。
ただ、
ここが身体調律の世界の面白いところでして、
身体に触れる・骨に触れることでさまざまな情報が出てくるのですが、
そこで出てくる情報というのは、
そのクライアントさんと術者である私の、
あくまでこの二人の世界観の範囲内での情報が出てくるもの。
ですが、
その場、その空間にもう一人別の存在が在る事により、
・ベッドのクライアントさん と 私
・ベッドのクライアントさん と イスの方
・イスの方 と 私
という、二人の時には無かったエネルギーの導線が発生し、そのおかげで、およそ二人だけだった場合には間違いなく出なかったであろう話題や感情がその場に出てくるものなのだ。
実は、これこそが
身体調律グループセッションの醍醐味。
身体の声とは、よく言われますが、
結局のところ、その声は観察者(スタジオUであれば施術者である私)の存在によって変わってくるもの。
だって、
飲み会ひとつ取ったってそうでしょ?
阿呆な上司と隣合わせで飲むハメになれば、この話題になるし、
ステキなら後輩のあの子と向かい合わせに飲むとなれば、
当然話題は変わってくるもの。
カラダの声に、真実なんて唯一の1点ものは無い。
誰が触れるか?
どう触れるか?
そして、
その場に他のだれが存在しているのかによってその声は変化していくものなのです。
ま、
これだからこそ、身体の世界は楽しくてやめられないわけですし、
その予想できない展開含めて、
やっぱり身体ってアートなんです。
そう、
カラダは、アート。
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