妊婦さんの身体調律  身体の内側の空間

今日の身体調律日誌。

本日 スタジオにお越しになったカラダさまは、妊婦さん。

ちょうど7ヶ月目の妊婦さん。

そういう意味では、お越しになったカラダさまはお2人ですね。

妊婦さんと、その内側にいるベイビーちゃん。

安心できるより良い身体の状態で出産に臨みたいということで
セッションに来ていただきました。

とは言え、
とくに大きな問題なくきているという状態でも

いろいろと、今のお身体の状態の話を伺うと違和感はあるとのこと。

身体の状態を確認してみると、

足指の骨感覚がぼやけている感じと

呼吸の浅さ。
呼吸をするための、肋骨の広がるスペースの狭さを感じる。

これ、

割と妊婦さんの身体あるあるなのだが、

当然、お腹の内側にいる赤ちゃんが日々成長し、その存在を大きくしていくわけなのだから
その内側の空間、

単純に身体の内側のスペースは狭くなる。

それに伴い、当然 呼吸をするための

肺が広がるための空間も狭くなってしまう。

具体的にはこれ、

手首の固さと、肩甲骨の位置感覚の消失が影響するのですが

そんなことよりも、

身体の内側の空間が狭くなってしまうということがポイント。

だからと言って、
妊娠という状態がダメだとか悪いとかの話ではない。

認識していただきたいのは、
身体の内側には、ものすごく広大な空間が在るということ。

だって、
人もう1人分が存在できるだけの空間が事実あるのだから。

ただ、

あまり身体から意識が離れている現代人の内側の空間はどうしても狭い。

その空間を広げるチューニングをするのが妊婦さんへの身体調律。

赤ちゃんだって、

やっぱり狭くて窮屈で居心地のあまりよくない空間は嫌であろうし、

何より、呼吸が浅くなってしまうママはもっとしんどいものです。

これから真夏の予定日に向けて

しっかりと、身体調律をしていき
心地よい出産に臨んでいただきたいものです。



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