『脳が身体に騙される時』

昨日、お越しいただいたクライアントさん女性Kさま。

いつもはご主人の方が来ていただいているのですが、今回はご主人と共にご夫婦一緒でのセッションへ。

そしてKさまご自身は、実に約2年振りの身体調律セッションの流れとなりました。

お久しぶりということもあり、今の身体の状態と、この間の身体に起きた出来事についてあれこれ伺いながらセッションを始めていく。

聞くと、とにかく今は手首が痛いのと、今年の夏あたりに左の足首をかなりひどく捻挫をしてしまって以降、足が思うように動かないとのこと。

しかもその捻挫は一度でなく、一度目の少し後に再度同じ左足首を捻挫をしてしまった。

それはなかなかの身体からのサイン。

Kさまご自身からも、とにかくこの間はほとんど出歩いていなかったという言葉が出てきた。

そこでふと思い出す。

あれ?そういえばワンちゃんは? と。

Kさまご夫婦とはもう、かなり長いお付き合いをさせていただいており、数年前の時点でもうかなりワンちゃんが高齢だという話を聞いていたのを思い出した。

すると、

実はこの来れなかった2年近い期間というのが、ずっとその高齢になったワンちゃんの介護をしていた期間だったのだ。

そして、唯一家から出るのが動物病院病院への行き来のみで(しかも当然クルマ移動)それ以外の時間はすべてワンちゃんに付きっ切りの生活をしていたというのだ。

当然夜も調子を気遣うのでKさまご自身は深くは眠れず、日中も可能な限り抱っこをしてあげて過ごしていたそうなのだ。

そして、ついに今年の春にワンちゃんは旅立った。

その一連のお話を聞いて、今触れているKさまの全身のこわばりや、手首の固さ、そして呼吸の浅さという今の身体の状態に合点がいく。

Kさまの身体は、今もまだそのワンちゃんを介護していた期間の身体感覚のままになっているのだ。

常にワンちゃんの様子を気にして、気を張り、

そして抱っこをして抱えていたそのモードのままになっている。

そして最も厄介なことは、

今度はその身体の状態に、脳が騙されてしまうということ。

元々本来は、高齢のワンちゃんの介護をしなければいけないという状況という脳の認識が、筋肉の緊張や呼吸の浅さ、そして出歩けないなどの身体の状態を生んでいたはずですが、

今はもうその図式が逆転してしまい、

今度は残っている身体感覚の筋肉の緊張や呼吸の浅さが、ワンちゃんがいなくなった今でも、脳にその時の感覚を認識させることになってしまうのだ。

実際に、Kさまは今でも夜何度も目が覚めてしまっていたそうですし、歩かなければと思いつつもどうしても歩く気になれずにいたそうなのだ。

こういう状態こそ、身体調律の出番。

身体感覚をチューニングし直して、脳との認識を合わせてあげればよいのです。

先にKさまから始まった身体調律セッションですが、

次のご主人のセッションに移ってからほどなくして、KさまはスタジオUのソファーでスヤスヤと眠りについておりました。

~身体は調律してはじめて成り立つ〜骨に直接アプローチして身体の内側に空間を取り戻し、呼吸ができる身体、睡眠でしっかり回復する身体になる。

それが≪身体調律≫セッション。

【東京五反田で20年間整体院で腕を磨いた整体師の完全プライベートセッションサロン】

身体調律スタジオUのセッションの詳細やご予約、セッション料金については、リンク先よりご確認&お申し込みください。

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身体調律スタジオU

東京都港区高輪2-16-47エスセナーリオ高輪001

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