昨日、オンラインでの学びの場で
デンマークにお住まいの日本人女性の方から、デンマークの教育の現状と日本の教育との違いについてのお話を伺った。
恥ずかしながら、デンマークがどこの位置に存在しているかも明確に認識していないぐらいな分、良くも悪くも先入観無しでお話を聞くことができました。
(そして、デンマークってドイツと隣同士と知ってビックリ・・・)
いろいろとお話を聞いていく中で、
デンマークの教育制度の特徴的なものが
【エフタースコーレ】
というものでした。
ちなみにデンマークにおける日本の義務教育の小学校から中学校にあたるものは【フォルケスコーレ】と呼ばれるもので、6歳から16歳までのすべての子供に無料で開かれているそう。
ただ、基本的に教育の自由が認められており学校へ行かない選択もできる。
その場合は親が教育して、決められたカリキュラムをクリアできればOKなのだそう。
そして、その【フォルケスコーレ】後、日本で言うところの高校に進学する前の約1年の期間に親元から離れて仲間とともに全寮制で暮らしながら学ぶ学ぶ教育機関として
【エフタースコーレ】
が存在しているそうなのだ。
【エフタースコーレ】では、義務教育も兼ねているので通常の教科の学習も行われるそうなのですが、それ以外にも音楽やスポーツ、アートなどそれぞれ力を入れていることがあるので、【エフタースコーレ】ごとにその特色が強いアクテビティや行事が多く用意されているそうなのだ。
そんな【エフタースコーレ】のお話をデンマーク在住の方にしていただく中で、
(ちなみにその方の息子さんも現在、エフタースコーレに在学中とのこと)
最も印象的だった言葉が、
『生きていく為に必要なことを学ぶ環境です』
というもの。
このポイントは、
少なくとも今の日本の義務教育の中にはほぼ皆無と言ってもいいこと。
もちろん、
デンマークの教育がすべて正しくて完璧とまでは思わないですが、
やはり他の世界を知ってみると、今の日本の実状の観方も変わるもの。
『生きていく為に必要なことを学ぶ環境』
何かひとつ、大事なヒントを頂けた感じ。
≪参考サイト≫
https://hokuougatari.blogspot.com/2020/07/efterskole.html
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AC%EF%BC%94
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