股関節が大事、とはよく言いますが・・・。

最近、この身体調律スタジオUにお越しくださった

クライアントさんに大人気なのは

私・・・、ではなくて私の相棒の骨格模型の方。

身体調律スタジオUでのセッションでは、

私がクライアントさんの身体に、とくにその身体の骨に重さという刺激を入れていくわけなのですが、

受けている間、クライアントさんには

そのリアルタイムで、その刺激の入っている骨を認識していただくために

この骨格模型を観つつ、触れつつしてもらいながらセッションは行っていく。


そのせいなのかは知らんが、

みんなこの骨格模型に興味深々。

骨に興味をもっていただけることは、とっても喜ばしいことなのだが、

ちょっと人気取りすぎちゃうんかい、とも思ってしまう。

かなりの割合で、

『この子、お名前あるんですか?』

とも聞かれる。

スタジオUの由来なんて、ほとんど聞かれたことないのに・・・。

あ、伝えたかったのはこんなグチじゃあなかった!

そうそう、今回は股関節の話。

【股関節が大事】

昔、大事MANブラザーズというのがありましたが(このへんがもう老害ですね)

この【股関節が大事】話。

たしかにその通りなのではありますが、

大半の方が、

言葉として、言語として、
ドライな表現をすれば、ただの音声情報として認識されている方がほとんどだ。

だからそこに、自分の身体との連動性は無い。

だからこそ、動きに変化は生まれない。

だって、

【股関節が大事】

と認識していたとしても、自分の身体のどこが【股関節】なのかを
本人の脳が認識していなければ、脳からの指示は現場の身体には伝わらない。

ちなみに【股関節】とは、

太ももの骨である大腿骨と、骨盤の骨のひとつでもある腸骨、
この2つの骨がジョイントしている部分のことを言うのだ。

2つの別々の骨という物質が合わさる箇所のことを言う。

つまりは、

【股関節】という点は、それだけでは存在しない。

大腿骨と腸骨

この2つの別々の存在をそれぞれ認識して、はじめて生まれる概念なのだ。

そんなめんどくさいことを、地味にコツコツやっていくのもまた
身体調律でのセッションなのです。

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