整体院という看板を掲げて20年。
五反田の地で活動を経て、
今は整体院ではなくて、
身体調律スタジオU
なんて、名前で活動を始めました。
整体の名を捨てて始めた、
身体調律。
整体と身体調律。
名前が違うのだから、
まったく違うものなのかと言うと、
それこそもっともらしく
言い包めることはできなくもないのだが、
基本的に、
整体だの調律だのという段階に限らず、
整体も整骨も鍼灸も整形も各種ボディーワークも武道も格闘技も筋トレもヨーガもピラティスも瞑想もスピリチュアルも・・・
言ってしまえばカラダという括りにしてしまえば皆同じ世界のこと。
とは言え、
整体というものを否定する気はさらさら無いのですが、
わたしにとって整体の名を外した1番の理由は、
『治してください』
というコトバにずっと違和感を感じていたから。
だって、
少なくともわたし的には、
治す必要性のあるカラダに触れたことが
ほとんどないからなのです。
みんな、
どこかカラダが壊れていて
損傷していて
エラーが起きていて
歳のせいで
もともと生まれつきで
などなど口にはするのですが、
いざ触れてみると
そのほとんどが、
言ってしまえば勘違い。
ドライな表現をすると、
ご本人の認識しているご自身のカラダの状態と、
実際の状態に差があるということ。
自分のカラダの位置情報が、
謝って脳に入力されている状態。
だからこそ、
カラダを変えるのではないのです。
脳のデータを、
脳に在る、ご自身のカラダの位置情報のデータを再入力し直す作業。
もちろんそれを、
カラダへの、
特に骨という箇所にアクセスして行う作業でありセッション。
その地味な作業こそが身体調律。
ポイントは、骨。
そして重力であり自重。
オモサ、だ。
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